漫画家、ミュージシャンの久住昌之さん(撮影/写真部・張 溢文) イメージに合う店探しはかなりの難題だという。味がよさそうな店の情報はネットで検索すればいくらでも出てくるが、『孤独のグルメ』はそもそもおいしい店を紹介する番組ではない。『孤独』の世界観。 「店を探すスタッフも、ここはおいしいけど、『<孤独的>かな?』と常に考えているようです」 ■「結論」とか「コツ」、みんな好きだけど… 今の世の中、「一言で言うと」「結論は」「コツは」があふれている。わかりやすいものが好まれる。 「みんな、結論とかコツ、好きですよね。一言でまとめれば、わかった気持ちになるかもしれない。でも、一言で語れない魅力もあります。 店探しも同じこと。続けているうちにスタッフの間で『これは<孤独>だ』という微妙な感覚が共有できるようになってきました。視聴者もきっと『いかにも<孤独>に出てきそうな店だな』と思って見ているはず
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