細木数子の六星占術というものがあることは知っていたが、全く興味を持ったことはなかった。ところが、新年のあるランチミーティングで「大殺界」の話題になり、この件に詳しいWさんという妙齢の美女がいたこともあって、話が大いに盛り上がった。 六星占術でいうところの「大殺界」とは、人間の運気に12年に1度、現れる最低の時期をさす。この間は、何をやっても歯車が合わず、うまくいかないので、起業・転職や結婚、引っ越しなどの新しいイベントには手を染めず、ひたすらおとなしくしているのが肝要と説かれているらしい。 盛り上がったついでに、Wさんがミーティングに参加していたメンバーの星を調べて教えてくれるということとなり、翌日、早速メールが来て、それによると私は土星人で、しかも今年がナントその「大殺界」に当たるということらしい。 大殺界」というネーミングがナントモおそろしげである。しかも、芸能タレント相手に「地獄に堕