◆WBSとOBS このようにして、もうこれ以上、成果物は細分化できないところまで細分化していきます。そこで、初めて、概要紹介テキストや画像を作る「作業」を考えるのです。例えば、概要紹介テキストを作るには、まず、「概要紹介文章を考えて書く」、そして「コンピュータ入力する」という作業が必要になります。 この最下位の成果物に対する作業はワークパッケージと呼びます。このようにして、作られた成果物の階層図とワークパッケージからなるツリーをWBSといいます。図に、WBSの一例を示します。 「会社概要のページを作る」という作業と「概要紹介文章を考えて書く」という作業を較べると、後者の方が具体性があり、なおかつ、工数などの見積もりがしやすいことは明白です。 ここで注意して欲しいことは、「会社概要のページを作る」と「概要紹介文章を考えて書く」とでは、管理のしやすさが違うということです。「会社