2005年10月27日のブックマーク (1件)

  • 力とかたち 曲げ

    部材を多く使い、太く重く作れば強いものが出来る。比重の小さい材料を使えば、軽いものは出来る。同じ材料で、軽くて強いものを作るには、知恵が必要だ。力に耐える“かたち”、知恵の鍵のひとつは、ここにある。 はりの曲げ 棒を橋のように渡してみよう。これは、「両端支持梁(はり)」と呼ばれている。この梁の中央部に力がを加えると、梁は力に耐えて形を保とうとするが、力が大きくなると変形してやがて壊れる。 このとき、部材には、どのような力が働いているのだろう。 つまようじブリッジコンテストを想定して、スパンが500mmで、梁の中央部に60kgfの荷重がかかった梁を想定してみよう。両端の支えの部分にはそれぞれ30kgfづつの反力(R1,R2)がかかる。梁は、荷重(60kgf)と反力の力を受けている。曲げモーメントは、この場合3つの力を受けて回転することなくつりあっていることから、考える。梁の左側を考え