『ねとぽよ』という同人誌に少し関わった。 http://netpoyo.jp/ 『ねとぽよ』は冬コミであの坂口さんを全面に押し出したカードを販売したけれど、それ以降は基本的にWebサイト上での通販という形になっている。電子書籍なので普段自分が見てきた紙の同人誌とは少し事情が違う。別に内部事情を暴露するわけではないのだけれど、紙と電子書籍で同人誌を作る際に何が違うのか少し考えた。 紙の同人誌は、これは商業誌がそうである以上に、増刷がしづらい。販路をコミケや文フリといった即売会に頼っている場合、ますますその傾向が強くなる。200~300部程度の同人誌では、1冊あたりの印刷費用がそこまで下げられないため、短いスパンで増刷するわけにいかない。かといって始めに1000部刷っておいてそれをガンガン売ればいいのかと言うと、コミケや文フリ以外にも店舗への委託できっちり売れないと、在庫をさばけない。 電子書