鹿島アントラーズが世界王者の座を賭けてレアル・マドリーと対戦する。そんな鹿島に「鹿島る」という言葉がある。動詞のような概念のような言葉がSNS上に飛び交った……。いまさら「鹿島るって何?」と聞けないあなたのために、サッカーライターの川端暁彦が解説する。 FIFAクラブワールドカップも準決勝を終えて、決勝目前。Jリーグ代表の鹿島アントラーズが破竹の快進撃でこのファイナルまで辿り着いている。 準決勝のアトレチコナシオナル戦では、1点リードで迎えた後半の後半になると、他クラブのサポーターを含めてJリーグのファンの多くがソワソワし始めた。「これ、行けるんじゃね?」という空気感と共にツイッターなどで頻出したのが、「鹿島る」という動詞(?)である。 たとえば、『夕空のクライフイズム』の著者で、熱狂的なサッカーファンとして知られる漫画家の手原和憲さん( @taharakazunori )は「いよいよ世