時間と場所が正確でなければ奇襲作戦はうまくいきません。まさしく大失敗といってよい事件を、ブルガリアで演習中だったアメリカ陸軍の兵士たちが起こしてしまいました。 5月11日にブルガリアで行われた多国籍の軍からなる演習「Swift Response 21」で、アメリカ軍の第173空挺旅団はチェシュネギロヴォにある空軍基地跡地の施設を急襲する任務を与えられました。 しかし、何をどう間違えたのか、突入したのは民間人が経営する隣のオリーブオイル工場だったのです。 ごくごく普通の、なんということはない昼下がり。ネコもうろうろする平和な工場ですが何やら外が騒がしくなり…… 突然完全武装の兵士の一団が登場。 洗練された淀みのない動きでまったく関係のない工場を制圧していきました。 実弾が発射されたり物が壊れたりということは無かったものの、突然銃を向けられた工場の持ち主はカンカン。軍は謝罪の声明を発表していま
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