シリコンバレーで通用するエンジニアのレベルとは？ - シリコンバレーは今日も晴れタイトルはちょっと大げさですが、僕の経験からの話を。 日本からシリコンバレーに視察に来られる人達と話したり、ネットでの書き込みを眺めていて良く感じるのは「シリコンバレーで働くエンジニアというのは非常に優秀で、普通の日本人ではとても太刀打ちできない」という思い込みだ。確かにテクノロジーの未来を新しいビジョンで切り開き技術で世界を変えて行く天才達はシリコンバレーに集結しているが、そういう天才達は一握りで、実際はもっと「普通の人」がほとんどを占める。 僕はシリコンバレーに来て起業してからの6年間と、今の会社に入ってからの3年間でソフトウェアエンジニアの面接を割と良く行ってきた。そこでは最初のプロセスとして実際にコーディングをしてもらうことを重視しているが、ごく簡単な問題でも全くコードを書けない人や、てんで見当違いのコードを書く人は少なくない。 具体的な例で言うと、僕は良く「既存の関数を再発明する
