ケンダル・ウォルトンの「芸術のカテゴリー(Categories of Art)」の全訳をnoteで発売しました。pdfで390円です*1。 K. Walton「芸術のカテゴリー」|morinorihide|note 論文の議論のおおまかな内容は上記の販売ページでも紹介したので、こちらではもう少し細かい補足話をいくつか述べておきます。 「訳者あとがき」的な解説だと思って読んでいただければ。 販売ページで述べたように、「芸術のカテゴリー」は現代の英語圏美学における超古典論文です。 専門家の中で本論文の重要性を否定する人はほぼ皆無だと思います。英語圏美学の論文をいくつか読んでたら、少なくとも注などで必ず見たことあるはずです。 日本ではウォルトンといえば清塚邦彦先生の『フィクションの哲学』などの影響もあって、メイク・ビリーヴ理論の重要な論者として知られています(今度出る『分析美学基本論文集』でも「
In a shocking twist not unlike the ending of a Quentin Tarantino film or two, Once Upon a Time in Hollywood‘s China box office ambitions appear to be going up in flames. The critically acclaimed movie, starring Leonardo DiCaprio and Brad Pitt, had been approved for release in China on Oct. 25, but regulators have abruptly reversed course. According to multiple sources close to the situation in Bei
今回はエマ・ワトソン主演最新作『コロニア』のフロリアン・ガレンベルガー監督のインタビューをお届けします。 映画は、1973年にチリで起こった軍事クーデターを背景に、政治犯として捕まった恋人を救うため、たった一人で政府の拷問施設「コロニア・ディグニダ(尊厳のコロニー)」へ潜入した女性を描いた物語です。ということで、まずはこちらを! 実はこの「コロニア・ディグニダ」、当時から現在に至るまでチリに実在する、閉鎖的なドイツ系移民の居住区です。南米に逃れたナチ党員パウル・シェーファーによって設立されたのは1961年。以降、反共を謳って時の政権と結びつき、拷問施設や化学開発工場の役割を果たしてきた場所です。同時にキリスト教系のカルトとしての色合いも濃く、内部では絶対的指導者であるシェーファーによる少年への児童虐待が繰り返されていたと言います。 シェーファーの犯罪が告発されて以降は一定の変化があったよう
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