2022年8月22日のブックマーク (1件)

  • 「正しさ」を他者と共有することは可能か|ちくまプリマー新書|綿野 恵太|webちくま

    「正しさは人それぞれ」といって他人との関係を切り捨てるのでもなく、「真実はひとつ」といって自分と異なる考えを否定するのでもなく――相対主義と普遍主義の問題を考える『「みんな違ってみんないい」のか?』を、文筆家の綿野恵太さん(『「差別はいけない」とみんないうけれど。』『みんな政治でバカになる』)に読み解いていただきました。(PR誌「ちくま」8月号より転載) 書によれば、「新自由主義」は「人それぞれ」の思想である。だとしたら、私が「新自由主義」に最初に触れた曲は、SMAPの『世界に一つだけの花』になる。「みんなちがって、みんないい」というフレーズで知られる、金子みすゞの詩「私と小鳥と鈴と」が小学校の教科書に掲載されたのは一九九六年。読んでいてもおかしくないが、残念ながら記憶にない。むしろ、鮮明に覚えているのは、二〇〇三年の紅白歌合戦で大トリを務めたSMAPが歌った「No.1にならなくてもいい

    「正しさ」を他者と共有することは可能か|ちくまプリマー新書|綿野 恵太|webちくま