キャリア、転職、人材育成のヒントを提供してきた「リスキリング」チャンネルは新生「NIKKEIリスキリング」としてスタート。 ビジネスパーソンのためのファッション情報を集めた「Men’s Fashion」チャンネルは「THE NIKKEI MAGAZINE」デジタル版に進化しました。 その他のチャンネルはお休みし、公開コンテンツのほとんどは「日経電子版」ならびに課題解決型サイト「日経BizGate」で引き続きご覧いただけます。
自ら計る人より自ら計らぬ人になれ なお佐々木は、経営者ではないが、元首相の広田弘毅(第二次世界大戦で文官では唯一A級戦犯となり死刑)もあっぱれな「敗者復活の男」として一目置いている。広田は東京大学を卒業後、外交官に。エリート街道のはずが、上司に恵まれなかった。 「当時の外務省は幣原喜重郎の時代でした。幣原は家柄を重んじ、英語は大の得意で語学の達者な有能者には目をかけましたが、それ以外の人間には無関心。貧乏な家の出で、英語があまり上手くない広田は昭和2年にオランダに左遷されるという冷や飯を食わされたのです」(佐々木) しかし、そのとき広田は「風車風の吹くまで昼寝かな」と詠んでいる。左遷されても腐ることなく、かつてオランダが小国ながら世界を制覇した理由を探ったり、小国として生きる知恵をこれからの日本のために学んだりしたのである。 「敗者復活する男のほとんどがそうであるように、広田は夥しい書籍を
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