発表・掲載日:2025/11/12 ボールミルに最適な形状は「ボール(球)」ではなかった -100年以上使われてきた球より高効率な媒体形状を発見- ポイント 球面調和関数を使い、粉砕対象物を効率的に挟み込める形状「OPTIPSE」を設計 球形の媒体よりも約10%粉砕効率が高くなることをラボスケールで確認 ボールミル使用時の消費エネルギー削減に期待 国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という)環境創生研究部門 上田 高生 主任研究員は、球面調和関数を使って、粉砕効率の高いボールミル媒体形状を設計しました。 ボールミルは、円筒状の容器内に球形の媒体を投入した粉砕装置ですが、そのエネルギー効率(投入エネルギーに対する粉砕に使われるエネルギーの比率)は1%以下と極めて低く、向上が求められています。これまでに媒体の形状を非球形に変える試みもなされましたが、十分な成果が得られず、100年

