大学の財務が、寄付金により大きく変わることがある。それは日本の大学でも、海外の大学でも同じことだ。 2024年2月、アメリカのアルバート・アインシュタイン医科大学は、同大学の理事長であり元教授でもあるルース・L・ゴッテスマン博士より、10億ドル(約1500億円)もの医学部への寄付を受けたと発表した。 同大学によると、医学部への寄付としては全米史上最大規模の寄付とのことだ。事実、同大学の財務諸表を参照すると、大学の収益が2023年度から2024年度にかけて、「寄付金および助成金」が約10億ドル増えている。 411百万ドルだった年間の収益が、わずか1年で1476百万ドルと、3.5倍にまで伸びたのだ。寄付の内訳まで分からないが、おそらくこのゴッテスマン博士による寄付であろうことが想像できる。 さらに同大学は、この寄付をもとに「すべての学生の授業料を永久に無料にする」とも発表した。 個人の巨額寄付

