①ちょっとしたことで病気になる。 外見は元気そうに見えても高齢者の身体には予備力がありません。ほんの風邪くらいとか僅かの食欲不振が病気の引き金になります。 ②合併症を起こしやすい。 風邪からすぐ肺炎を起こしたりします。おかしいと思ったら早めに医師に診てもらいましょう。 ③はっきりした症状がないのに病状が急変する。 風邪をひいても熱もなく、ちょっと元気がない程度ということがありますが、家族が気が付いた時には肺炎を起こしていたということもあります。また心筋梗塞は激しい胸の痛みを感じるものですが、高齢者の場合は軽い動悸や左胸がだるい程度のこともあります。 ④脱水を起こしやすい。 脱水はボケを誘発したり、意識障害を起こしたりします。「ぼんやりしている」「目に力がない」「どことなくいつもと違う」という感じがあれば、脱水を疑います。