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ブックマーク / pto6.hatenablog.com (14)

  • 前時代的な会話 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    あえて時代錯誤なことを息子に言ってみた。 「男の子なんだからあんま泣いたらダメだぞ」 もちろん0歳の息子は言葉がわかるはずもない。そばで聞いている娘のツッコミ待ちの台詞である。案の定、娘が目をまん丸にして「ぱぱ、ぱぱ、ちがうよ、ちがう」と割り込んでくる。 「だめじゃないよ、◯◯くんは、あかちゃんだから、おとこのこでも、ないてもいいんだよ」 うんうんそうだよね、と思いつつも、初めて知ったというふうな表情で娘の話を聞いていた。娘は真剣な面持ちで私の正面に座ると、歳下の子を優しく諭すような口調で話を続けた。 「あかちゃんは、ことばがわからないから、しゃべれないから、ないてるんだよ。なくしかないの。だからないていいんだよ、わかった?」 私が予想していたよりも、娘は息子のことを、赤ちゃんのことを、しっかりと理解してくれているようだった。思わず感心する。私は真摯な眼差しを向けている娘をまっすぐに見つめ

    前時代的な会話 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
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    nextzone 2020/11/24
    がんばるんだ!パパ♪
  • 特技:返信文の作成 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    昨日も書いたように私は車の運転ができない。 夫としてそれは大きなマイナスであると自覚している。では、それを補って余りあるプラスが私にはあるか、という話題にと昨日なった。 改めて考えてみると、なかなか見当たらずに焦った。普段から頼まれて助けてあげられる場面はどんなときだろうか。そう考えて思い浮かんだのは、返信文を書くという場面であった。 主に親族に対してだが、センシティブな内容を伴う際に、うまく返信を返さなければならない場面というものがある。そんなときは困り果ててしまう。色々と考えを巡らせるあまり、頭がグルグルと回ってしまうようなのだった。 そんなときが私の出番である。普段は用件のみの素っ気ない返信しかしない私だが、そういう場面においては、全方面に配慮を巡らせた返信文、というものを作成することができるのだ。 今日も、両実家間のお祝いものの偏り、といったナイーブな話題に対して、ひとつの返

    特技:返信文の作成 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
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    nextzone 2020/11/22
    すごく素敵な話♪
  • 大いなる遺産 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    チャールズ・ディケンズの『大いなる遺産』。 新訳版が出たということで名前だけは知っていたディケンズの作品を初めて手に取った。ここ最近で一番大きな衝撃を受けることとなった。 名作というのは当に素晴らしいものだ。書かれてから160年も経っているというのに、今読んでも心躍るほどに面白い。新訳のおかげで瑞々しく蘇った、というのもあるのだろうが、私は読んですぐにディケンズの虜となった。 まずなんと言っても物語が抜群に面白い。作はいくつもの映像作品が作られているが、それも頷ける。ある程度の展開は読めるものの、そこから更に予想を上回ってくる感じが堪らない。初読ゆえのドキドキ感を堪能できた。 読み終えてから、というかある程度並行して、アマゾンprimeで観られる映像作品をふたつ観た。展開がドラマチックなので映画としても映える。もちろん小説版が一番面白いけれど。 また物語だけではなく文章も私好みだった。

    大いなる遺産 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
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    nextzone 2020/11/13
    やっぱ自分が感動した作品は、他人にも伝わりやすいよね!!
  • 在宅での仕事 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    昨日から在宅勤務に戻っている。 子供がふたり、そのうちひとりが新生児ともなると、やはり家で仕事をするほうが精神衛生上は好ましい。だけに日中ふたりを任せることは、あまりに過酷だと思うからだ。 適宜、ぐずる息子を抱っこしながら、娘の口にご飯を運びながら、仕事を行なっていた。オムツを替えたり、お風呂の後に服を着させたりも、休憩時間を使えば対応することができる。 私としても、ふと顔を上げたときに娘や息子の姿が見られるのは嬉しいことだ。娘はたまに仕事中ちょっかいを出してくることもあるのだが、迷惑より癒されている割合の方が大きい。 ただ難しいことに、現在取り組んでいる仕事は明確なゴールがない仕事なため、ついつい業務時間を延長してしまう。極端な話、いつまでだって仕事をすることができる内容なのだ。 なおさら家にいると終わり時が難しい。や子供の状況も窺いながら、なんとかメリハリをつけて、仕事を切り上げる

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    nextzone 2020/10/08
    在宅ワーク、通勤時間がないぶん、家事もみんな手伝ってほしくなるよね!
  • お月様と隠れんぼ - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    ほら、お月様が隠れんぼしてるよ。 近所の店で夕べた帰り道、娘が夜空を指さしそんなことを呟いた。彼女の指し示す夜空には、少し欠けた明るい月が浮かんでいた。 ほら。 娘がそう言うと、背の高いマンションの背後に隠れ、月が見えなくなった。私たちが歩いているからそうなるのだが、私に抱っこされ、自らでは動いていない娘の体感としては、月が動いて隠れたように見えるのだろう。 しばらく歩くと、月がふたたび姿を現した。 お月様みーつけた。娘は嬉しそうにはしゃいでいた。しかし更に歩いていると、また月が隠れてしまう。お月様は隠れんぼが大好きなんだね、と娘は無邪気に笑った。 パパもお月様すき? 娘にそう聞かれ、私は好きだよ、と応えた。娘はそれを聞き、喜んだ表情を浮かべた。そして自分もだーい好きなのだと、改めて私に笑顔で教えてくれた。 月との隠れんぼを繰り返すうちに、自宅のマンションに到着した。マンションの背は

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    nextzone 2019/11/10
    こういうのが幸せって言うんだろうな~♪
  • 前向きな脳 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    昨夜の晩ご飯における、娘とのやりとり。 「あ、椅子に座ってべなさい!」 「ふんふ〜ん♬」 「もう、じゃ鬼さんに電話するから!」 ≪(鬼電話アプリ)プルルルルル、ガチャ!≫ 「いゃだぁあぁあぁあぁあ!びぇえ〜ん!」 「ほら、ちゃんと座って!」 「・・はぃ・・ぐすっ・・」 〜2分後〜 「ぱぱ、いっしょおどろ♬」 「まだべてないでしょ!座って!」 「いやーだよー♬」 ≪(鬼電話アプリ)プルルルルル、ガチャ!≫ 「ぎゃあぁあぁ!びぇえ〜ん!」 〜2分後〜 「ぱぱ〜、みっきーだよー♬」 ≪(鬼電話アプリ)プルルルルル、ガチャ!≫ 「やだぁあぁ〜!びぇえ〜ん!」 〜約1時間ほぼエンドレス〜 叱られて、大泣きしてわずか数分、それをけろりと忘れ、同じことを繰り返し続ける娘。叱りながらもとても興味深かった。嫌な過去はすぐに忘れて、楽しい今に飛びつく。子供の脳はなんて前向きなつくりなのだろう。

    前向きな脳 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
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    nextzone 2019/10/12
    めっちゃかわいいw
  • レディ・マドンナ - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    湯船をちゃぷちゃぷ言わせながら娘が近寄ってきた。 「ちょっと、ひつれい」 そう言うと娘は、私の横の僅かなスペースに身体を滑りこませてきた。自然と口にでたその言葉は、が遅れて浴槽に入ってくるときなどに使っている言葉だった。 私とは思わず吹き出してしまった。いつも思うことだが、小さな子供が“大人びた言葉”を使うのはとても面白い。そしてそのギャップが堪らなく可愛いのだ。 私たちに“ウケた”ことで娘は気をよくしたのか、浴槽内をぐるぐると回り、私の脇を通るたびに「ちょっと、ひつれい」と言う遊びをやりはじめた。 「あら、ひつれい」 「ひっつれーい」 「ちょと、ひつれい」 流し目をこちらに寄こしながら、そのように連呼する娘の姿を見ていると、私の頭の中に「レディ・マドンナ」というフレーズが浮かんできた。そしてそれと同時に、ビートルズの軽快な楽曲が流れ始めるのだった。 Lady Madonna,chil

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    nextzone 2019/10/04
    子どもの使う大人言葉かわいいよねw
  • 歴史的一戦を目の前で観た男 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    ラグビーW杯、アイルランド撃破の大金星。 私はそれを大型スクリーンの前で観戦していた。先週に引き続き、てんしばのファンゾーンに行っていたのだ。 午前中は会場に隣接したボーネルンドの施設で娘を遊ばせていた。しかし試合開始の1時間以上前から会場に長蛇の列ができはじめたので、我々もその列へと並んだ。 会場に入ると先週とは明らかに人数が違い、入り口の近くまで観客が溢れていた。私たちは観戦できるスペースを探しながらふらふらと歩き回っていたが、なかなか見つからず、結局スクリーンの目の前まで来てしまった。しかし運良くそこにぽっかりと空いたスペースを見つけ、私たちはとても良い席で観戦できることになった。 試合中は娘が遊び疲れから膝の上で寝てくれて、私とは集中して試合を観ることができた。前半の手に汗握る攻防、後半の大逆転劇、終盤の祈るような耐え忍び。 この後世に語り継がれるであろう名勝負をリアルタイムで、

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    nextzone 2019/09/29
    喜びをお父さんを思いながら感じるってすごく素敵!!
  • トイレトレーニングは難しい - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    トイトレとは長く険しい道である。 この週末でそのことを改めて痛感した。幼稚園の説明会で、オムツではなくパンツで通園させるよう言われた。それによりオムツ卒業の明確な目標が定まった。来年4月までに娘にトイレ作法を習得させなければならない。 しかもその性質上、トイトレは寒い冬との相性が悪い。ゆえにまだ寒くなる前までに、トレーニングを完了させる必要性があるのだ。幼稚園の件がなくてもそうするつもりだったのだが、必達の目標となったことで、私とにも気合いが入った。 ということで、週末から家の中でのトレパン(トイレトレーニング用パンツ)を娘に着用させていた。しかしまぁ、これが大変なわけである。 15分おきに娘にトイレに行きたくないかと尋ねる。しかしトイレが面倒くさい娘は「いきたくない」と応える。そろそろ出る時間だろうと嫌がる娘をトイレに連れて行き便座に座らせるも、おしっこは全くでてこない。 しかし、あき

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    nextzone 2019/09/17
    どのお宅もトイレトレーニング苦労するよね(-_-;)
  • 優しさのバトン - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    夏休みが終わり、久しぶりにプレ幼稚園に行った娘。 の話を聞くかぎり、いつも通りに楽しんでいたようだ。誕生月なので皆にハッピーバースデーを歌ってもらった際には、可愛らしいハニカミを見せて、周囲のママさんたちを笑顔にさせていたらしい。 娘に幼稚園の話を聞くと、嬉しそうにいくつかの話をしてくれた。その話に大きく相槌をうち、楽しそうに聞いていると、「ぱぱもいきたかった?」と聞いてきた。娘がよく使うせりふだ。 私は「うん、行きたかったよ・・」と寂しそうに応える。すると娘は「こんどはいっしょにいこうね」と優しく励ますように、言葉をかけてくれるのであった。 このように、娘はけっこう優しい言葉をかけてくれる。例えば、どこかをぶつけたときに「痛たっ」と反射的に言うと、「どこがいたかった?」と聞いてくる。ぶつけた部位を教えると、「だいじょうぶ、すぐよくなるよ」と優しく慰めてくれるのだった。 私は優しい言葉を

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    nextzone 2019/09/04
    性格は親に似るってこういう部分でもあるのかもね!
  • 高校時代からの友人 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    今日は高校時代の友人が家に遊びに来た。 別の用事で関西に来て、そのすきま時間で新居を訪れてくれたのだ。以前は関西で有名メーカに務めていた彼だが、数年前にすっぱりと辞め、今では九州の国立大学で職員をしている。 最寄り駅で待ち合わせ、一緒に家へと向かった。奥さんと1歳の息子とは別行動で、5歳の娘を連れてきていた。彼女とは赤ちゃんの頃に会ったことがあったのだが、すっかり大きくなっていて感動を覚えた。 家に着くと、何をするでもないがリビングで話をした。彼は私のとも面識があり、友達感覚に近いスタンスで話せるので、よそよそしい空気もないままに、すぐにくだけた会話がはじまった。 子供同士はというと、初対面なのでやはりお互い人見知りを発揮しているようだった。それ故にどちらもしばらくのあいだ、父親の足下から離れようとしなかった。 しかしその後、卓でお菓子をべ、テレビでアニメを映し、としているうちに、子

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    nextzone 2019/08/24
    大事な友人はずっと大切にしたいね♪
  • 365日 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    今日でこのブログを書き始めて365日となった。 特にルールにしているわけではないのだが、書き始めてからまだ1日も休んでいない。有難いことに、日常をテーマにしたこのブログでは、書く題材には事欠かない。 私がここで書きはじめた目的は、①家族とのささやかなる日常を思い出として書き記しておくこと、②文章を書くことを習慣化して上達させること、にあった。 今のところは、自分なりにではあるが、目的が達成されているような手応えを感じている。 私はこのブログを始める前は、あるジャンルに特化したブログを書いていた。3年半くらい続けていたのだが、そのジャンル自体の隆盛もあり、シーンでは広く認知され、日々多くの人に訪れてもらえるブログとなった。 憧れのレジェンドから連絡が来たり、インタビュー記事が実現したり、作品のスペシャルサンクス欄に名前を乗せてもらえたり、ラジオで紹介されたり、仕事のオファーを貰えたり、と有難

    365日 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
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    nextzone 2019/05/04
    365日おめでとう!
  • 評価 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    会社で年間評価のフィードバックがあった。 昇進やベース給与、退職金などにも影響する1年で最も重要な評価だ。今回私はありがたいことに、最高となる「A」評価をいただいた。 私は年末のボーナス評価でも「A」だった。少しだけ自慢をすると、「上位数%×上位数%」となるので、両方で「A」をとる人は全社的にみても極めて一握りの数になるらしい(上司談)。にんまり。 そんなことはさておき、私は会社で評価をもらうたびに思い出すとの話がある。いつだったか、何年か前にが私に向かって言ったことだ。 「専業主婦はサラリーマンと違って、客観的な評価をもらう機会がないから、毎日の取り組みに達成感や充実感を抱くのが難しいのよ」 そしてそのときは「だからこそ、あなたには気づいたことは出来るだけ褒めて欲しいし、感謝もまめに伝えて欲しい」そんなことを言われた覚えがある。 私は当時、確かにその通りだなと感じたし、今でもそう考え

    評価 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
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    nextzone 2019/01/30
    二人の評価って素敵な考え♪
  • 小さな前進 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    娘の病状が少しだけマシになった。 昨夜も、が病院をハシゴまでして駆けずり回ってくれたのだ。娘も採血に点滴に診断に、さぞ恐かったことだろう。よく頑張ってくれたと思う。 病院に行くまでは相変わらず39度台の熱が続き、ほとんど何も口にできない状態だった。2日連続で同じ病院へとが連れて行ってくれたが、当にただの風邪なのか?という疑念が頭から離れなかった。 そこで、セカンドオピニオンとして別の大きな病院でも診てもらうことにした。そこでも血液検査をして、栄養と水分を補給するため解熱剤と共に点滴で流し込む。 検査の結果、やはりただの風邪だということだった。前の病院には悪いが、これでやっと不安が解消された。複数の医者に診てもらい同じ診断を受けるというのは、患者にしてみれば大きな安心材料だ。 点滴の途中、娘は泣き疲れて寝てしまったらしい。も気が張り詰め、さぞ疲れていたことだろう。二人とも当によく頑

    小さな前進 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
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    nextzone 2019/01/24
    ぎゅっとしてあげて!
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