なに年のお生まれですか? ふんどしです。
上手に生きるコツは美味しいカルボナーラの作り方とよく似ている。 30歳を過ぎるまでカルボナーラを作ったことのない僕が人生に躓いたのは仕方がないことだったのだと思う。 料理をしなかったわけではないし、パスタを作ったことがなかったわけでもない。 むしろ僕は同年代の人たちと比べたらよく料理をする方だった。 でもカルボナーラだけは作ったことがなかった。 普通の人はペペロンチーノを作り、ボロネーゼを作り、カルボナーラを作る。 でも僕はカルボナーラを飛ばしてバジリコやボッタルーガなど他のパスタを作り続けた。 なぜかカルボナーラは敬遠してしまった。それを説明することはむずかしい。あのミルクに満ちた感じだったり、半卵なのか全卵なのかはっきりしない感じだったり、そもそもカルボナーラという名前だったり、いろいろな理由を挙げることはできる。 しかし、どのせいなのかと言われると、はっきりとは明言できない。言うなれ
雇用情勢改善のせいか、採用活動がままならなくなったわが社なのだが、慢性的な人で不足は一向に解消されない。 贅沢をいえば、有能な人材がほしいところなのだが、猫の手を借りたいほどという表現がこんなに似合う会社もほかにないと思う。 主席課長のぼくは、海の家で朝からマッシュポテトを作ったり、夕方には業務用回転鍋と業務用マーボーの素を駆使して、おじいちゃんおばあちゃんの施設向けの料理も作り、なんでもこい状態で、ワーカーの業務すらこなしているのだ。 求人広告を出しても全く効果がない状態に救世主が登場した。 急に中途や新卒の新入社員くんがやってきたのだった。どうしたことだろう。雇用情勢改善の中、新卒カードを有象無象の食品会社に使ってしまう若者が現れるとは。もはや天と地がひっくり返るような事態の予兆なのか、はるか太平洋の向こう側で起きているトランプ旋風の影響が、神奈川の片田舎に押し寄せてきたのかは謎である
もちろん様々な理由があるけれど、手軽に説明できる例として、私は「水曜日」を挙げている。英語で書いてみようか。 WEDNESDAY さあ、読んでみよう。……うぇどねすでい? 不正解、「うぇんずでい」だ。 WE「D」N「E」SDAY 括弧の部分は“発音しない”。 なぜ発音しないアルファベットを書くのか、発音する「E」と発音しない「E」の違いとは。法則性があるのか。大半の人が経験したであろう“躓き”だ。ほとんどの人は、この「水曜日」で英語を学ぶことに対して精神的障壁が出来る。 何かを学ぶ際、例えば算数だと方式だとか、いわゆる“パターン”を見出すよな。「1+1=2」を学んだ際、それとは別に「2+2=4」とかを学ぶ必要はない。だって、足し算を覚えればできるんだから。 言語も同じで、読み方や書き方に法則性を見出せば、その単語そのものを知らなくても大抵は読めたりする。その単語の意味を学ぶだけでいい。つま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く