MSXコミュニティにおいて「ソ連の宇宙ステーション・ミールにMSXが乗っていた」と同じくらい有名な伝説に、「MSXを使ったメダル刻印機が今も現役で稼働している」というものがあった。そもそもこの話に強い根拠はなかったのだが、このたびそれは事実ではなかったことが確認された。 富士や箱根など日本の観光地や博覧会などでよく見かける記念メダル刻印機は茶平工業というメーカーが作っている。そのメダル刻印機のディスプレイに見られるカラーパレットがどう見てもMSXであり、内部でMSXが稼働しているに違いない…という話は、MSX Club Gigamixというサイトが2004年8月30日に記述したものであり、MSXコミュニティの間では長らく定説のようになっていた。 しかしカラーパレットの紫の発色などがMSXと違うような気がして、本当にMSXなのか疑問が残る…と当該記事では結ばれており、近年MSXコミュニティに