北総鉄道の運賃をめぐる問題で、同鉄道のほぼ半額の運賃でバスを自主運行する「生活バスちばにう友の会」(武藤弘代表、95人)の総会が28日、印西市中央南の市中央駅前地域交流館で開かれた。同バスの運行開始から間もなく1年を迎えるのを前に営業実績が報告され、今後、運行ルートの延伸を検討する方針などが決まった。 同会は「高額な北総鉄道の運賃から家計を守ろう」と印西市民らで結成。鎌ケ谷観光バスの協力で昨年6月9日から、千葉ニュータウン中央駅-新鎌ケ谷駅間約12キロを約25分で結ぶノンストップバス「生活バスちばにう」を月-金曜日に1日に往復計46便運行している。料金は大人300円で、同じ区間の運賃が570円の北総鉄道の半額近くとなっており、回数券なら半額以下になる。 この日の総会では、1日乗降客数が開業当初の214人から、今年3月には377人に増加したことや、運行経費がぼば収支均衡の状態になっていること
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