今月30日に閉店する千葉市中央区のファッションビル「千葉パルコ」を巡り、東証1部上場の新日本建設(千葉市美浜区)は28日、解体して更地にした上で、マンションと商業施設からなる高層ビルを建設する計画を明らかにした。 同社は新たなシンボルとしたい考えだ。 計画によると、高層ビルは地上20階、地下1階で、高さは約60メートル。2階から地下1階を商業施設とし、大手食品スーパーのほか、若者向けの洋服店など約20店がテナントとして入居する専門店街を設ける。3階以上は約400戸のマンションとする。 地元のまちづくり実行委員会が市に提出した地区計画の素案で、パルコ跡地に建物を新設する場合、商業圏を維持するため1、2階を居住スペースとしないことを盛り込んでいる点を考慮した。 千葉パルコには複数の権利者がおり、新日本建設は10月、パルコが所有する分の土地と建物について売買契約を結んだ。他の権利者とも協議を進め
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