千葉県から「パルコ」の看板が消えてしまった――。 2016年、千葉市の中心部で営業していた「千葉パルコ」が閉店し、JR津田沼駅前にあった「津田沼パルコ」が2月28日、シャッターをガラガラガラと下ろした。 津田沼パルコの店舗面積は約4万8000平方メートル。A館とB館、2つの建物で運営を続けてきたものの、近隣の商業施設やネット通販などとの競争が激しく、収益性が悪化していたようで。売り上げを見ると、ピーク時の1991年度には188億円あったが、2019年度は120億円に。実に、4割ほど落ち込んでいたのだ。 なんとか売り上げを伸ばそうと、あの手・この手を打ってきたものの、店舗を取り巻く環境の変化などを考えると、「継続するのは難しい」と判断したようだ。 津田沼パルコが産声をあげたのは、1977年のこと。45年前の話である。パルコがあった場所はもともと畑で、道も舗装されていなかった。その後、近隣に商
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