(イ) Δ=0のとき,行列ではこれ以上変形できないので,成分に分けます。 において,Δ=ad-bc=0 のときは, i) のように(1)と(2)が平行な2直線となっているときは,共有点が無く,「解なし」となります。 ii) のように(1)(2)が同じ直線を表すときは,(1)または(2) [同じ直線] 上にある点は,方程式(1)(2)を満たすこととなり,この連立方程式の解となります。したがって,直線(1)または(2)上の点はすべて解で,無数にあります。3x+y=1を満たす(x,y)の組全部となります。 媒介変数表示で書けば、x=t,y=1-3t (tは実数) となります。