FreeRTOSはいわゆるreal-time operating systemの実装の1つです。GPLv2に2つの例外条件を追加した"The FreeRTOS open source license"と呼ばれるライセンスの下で利用可能です。(同時に商用ライセンスも別途用意されています。) しかしこのライセンスはOpen Source Initiative (OSI)に承認されておらず、厳密な意味でオープンソースとは言い難いものです。公式ページの説明では、クローズドソースの独立したモジュールをリンクすることを許す例外について強調されています: Clause 1: Linking FreeRTOS with other modules is making a combined work based on FreeRTOS. Thus, the terms and conditions of t
組み込み分野では、リアルタイム性の保証が重要なテーマの1つとなる。Linuxでも、それを実現するための取り組みが行われている 組み込み機器に搭載する目的でLinuxが注目されるに従って、リアルタイム性能の不足が浮き彫りになってきた。本連載では、組み込み機器に求められるリアルタイム機能とは何か、そしてLinuxはどのような取り組みでその不足を克服しつつあるかを解説する。 リアルタイム機能とは? まず、以降の解説の前提となる「リアルタイム機能」について簡単に説明する。 リアルタイム性が求められる処理は、大きく以下の2つに分類できる。 あらかじめ決められた時間に処理(タスク)が開始できる 何らかのイベント(事象)が発生してから、決められた時間内に処理が開始できる 一定間隔で実行される処理は前者に当たり、特に「周期タスク」と呼ぶ。しかし、これらの開始時間はさまざまな要因で遅れ、想定した時刻に開始す
Common Lispのストリームは扱う型を指定する必要があり、 :element-typeにcharacterを指定してやると文字のみしか扱えず、 (unsigned-byte 8)を指定するとバイナリデータしか扱えません。 しかし、例えばHTTPの通信を行うプログラムを書いたりするときは、 ヘッダ部分を処理するときは文字列としてデータをやりとりしたいし、 データ本体を処理するときはバイナリデータをやりとりしたいので困ります。 CLISPではストリームが扱う型を動的に変更出きるので、 扱う型を変えたくなった時点で変更してやれば済みます。 #+clisp (setf (stream-element-type stream) '(unsigned-byte 8)) 公式の説明 使い方 で、ここまでは知っていたんですが、これと同じことをSCBLではどうやるんだろうと調べてみたら、 Bivale
UOS-LPC800 is a real-time operating system for NXP LPC800 series. It provides multi-tasking, sleep, yield, and message-passing features in your design easily. You can select the scheduling algorithm such as Round-Robin or Priority-Based. Please see uosdef.h for the details. The implementation of the kernel is really simple. You can learn how the RTOS works, and how RTOS implemented by examining th
国防の要である「護衛艦」。護衛艦の動作にもソフトウェアは重要な役割を担っています。護衛艦を動かすシステムはどのようなものなのか、システムにどんなトレンドがあるのかについて、「護衛艦プログラマー」こと、三菱スペース・ソフトウエア株式会社の中島康貴さんにお話を聞きました。 中島康貴(なかしま・やすたか)さん 三菱スペース・ソフトウエア株式会社 鎌倉事業部第一技術部に所属。横浜国立大学工学部卒業、専門は航空宇宙工学。入社後は防衛分野の大規模組み込みリアルタイムシステムの新規開発及び保守改修のプロジェクトに携わり、現在、同社でエンジニアとして活躍中。 護衛艦のシステムは、ほぼ「組み込みリアルタイムシステム」 ――護衛艦を動かすシステムにはどのようなものがあるのでしょうか。 護衛艦の航行を導く航法統制システム、レーダーや武器の統制システム、そして艦内情報の共有システムなどがあります。これらシステムの
メンター・グラフィックスは2015年5月7日、ウェアラブル/IoT端末向けのRTOSとして「Mentor Embedded Nucleus」を発表した。 ウェアラブル端末をターゲットとしたヘテロジニアス構成のマルチコアSoCアーキテクチャを対象としたRTOSで、「組み込み業界で初」(同社)となるvirtIO/remoteproc/rpmsgを新規実装したマルチコアフレームワークが用意されており、このフレームワークを利用することで、Nucleus RTOSやLinux、ベアメタルベースのアプリケーションなど単一のSoC上にシームレスに統合できる。 SoC上のコアを個別制御することで必要に応じての演算能力強化や消費電力の最小化も可能だ。サポートするアーキテクチャはARM、MIPS、PowerPC。なお、電源管理については用意された新開発の電源管理フレームワークがプロセッサの動作モードや動作クロ
8 年前くらいに購入した「30 日でできる!OS 自作入門」だが、いまさらながらやってみた。 30日でできる! OS自作入門 作者: 川合秀実出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 36人 クリック: 735回この商品を含むブログ (299件) を見る まず一日目は、バイナリエディターやアセンブラーで Hello World なバイナリ作って、ブータブルなフロッピーディスクを作成、PC 起動時に Hello World と表示するといったものの作成。ま、OS はマシンが起動する際に実行されるものなので、その部分を作成する第一歩といったところ。 この本では OS を起動するようなフロッピーディスクを作成、あるいは QEMU で FD イメージを実行する仮想マシンにて動作確認、といったことをやっているけど、当方の環境には VMware
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