おおさか維新の会の片山虎之助共同代表は19日の両院議員懇談会で、熊本地震について「大変タイミングのいい地震」と述べた。片山氏はその後、「言葉の使い方が不適切だったと反省している」と発言を撤回した。 出席者によると、片山氏は環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐる国会審議や24日投開票の衆院北海道5区などの補選、衆参同日選や消費増税の判断などを取り上げ、「(地震が)政局の動向に影響を加えることは確か」と指摘。その上で、「全部絡んでくるような大変タイミングのいい地震」と続けた。 片山氏は19日、朝日新聞の取材に「節目になる判断をすべきタイミングだったという意味で使ってしまった」と釈明した。