サーバーを管理していると、削除や変更されたくないファイルやディレクトリというものが出てきたりします。 権限や所有者を適切にコントロールすることでそれらを対応させることもできますが、Linuxの場合はrootユーザーは何でもありの特権を持っていますし、優れたユーザー管理の機構がLinuxには存在するわけでもないため、管理が煩雑になったり、それだけではうまくコントロールしきれないケースも出てきたりします。 ここで紹介する、Linux上の特殊な権限を操作するchattrコマンドを使えば、削除や変更ができないファイルや追記のみ許可するファイルなどを作り出すことができます。 なお、chattrコマンドはext2またはext3のファイルシステム上での属性変更を可能とするものです。 まずは、削除できないファイルにするために、権限を変更してみましょう。 # touch foo.txt # chattr +
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