(注意:バージョンにより違いがあるため、必ずご自身でLGPLをお読みください。) LGPLに関する噂 LGPLライブラリとアプリケーションの配布について、例えばGoogle検索すると様々な意見がヒットします。 動的リンクすればLGPLに従う必要はない 動的リンクであれば、リバースエンジニアリングを禁止してもよい 動的リンクであれば、アプリケーションと一緒にLGPLライブラリを配布しても何も問題ない しかし、それらの意見の多くが根拠のない、意見だけを述べたものになっています。実際はどうなのか、調べてみました。 検証 このような噂が本当かどうか、検証してみることにしました。 これらに関する根拠の多くは、LGPLv2:第6条(b)や、LGPLv3:第4条(d)(1)に書かれています。 リバースエンジニアリングの許可 LGPLv2.1によると(今後LGPLv2.1で説明を進めます)、 6. As