以前、はてなの伊藤さんのブログ(naoyaのはてなダイアリー)でエアコンの設定温度を例に「ルールが一人歩きする」という記事がありました。この中で、満員の図書館でエアコンの設定温度を下げてくれというお願いに対し、設定温度は決められているでと言って下げてくれなかった、という話がとりあげられています。「手段」であるはずのルールが「目的」になってしまった典型的な例です。まさに「ルールの一人歩き」です。 さて、これはルールに盲従してしまっている例、言い方を変えると間違った「ルールの守り方」をしている例です。しかし、逆にルールの間違った「ルールの破り方」もあります。最近ちょうどそのような経験をしたのでちょっと書いてみます。 ソフトウェア開発でいうルールと言えば、コーディング規約等もプログラミング上のものから、リーリス方法等を規定したプロジェクト管理上のものまで様々あります。 プログラミング言語の文法も