脳と機械をつないで機能的に連動させる技術「ブレーン・マシン・インターフェース」(BMI)の発展が目覚ましい。念じるだけで機器の操作や文字入力ができるなど、SFの世界で語られていた技術が最近、一気に実用化しつつある。新連載「拡張する脳」の第1部では、BMIが医療に応用され始めている現状を報告する。【池田知広】 連載「拡張する脳」第1部(全9回)は以下のラインアップでお届けします。 第1回 ALS患者「愛していると伝えたい」 第2回 脳波で文字入力 阪大が治験計画 第3回 頭でイメージ まひの指動いた 第4回 開発競争「バチバチの戦い」 第5回 「心」は診断できるか 第6回 光よ再び 人工網膜の可能性 第7回 肉体の限界を超える 第8回 負の歴史 直視を 第9回 舩後参院議員に聞く まぶたの動きで「イエス」 東京都内のマンションの一室。ベッドで横たわる男性は、額に黒い帯状の装置を巻いていた。「
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