中央競馬の武豊騎手らが参戦した地方・中央の交流レース「第10回黒船賞」が21日、高知市長浜の高知競馬場で行われ、2番人気に押された中央競馬のリミットレスビッド(岩田康誠騎手)が快勝した。 勝ちタイムは1分28秒9。2着は同じ中央競馬所属のニホンピロサート(安藤勝己騎手)、3着は名古屋競馬所属のキングスゾーン(岡部誠騎手)。高知競馬所属馬は倉兼育康騎手のマリスブラッシュの8着が最高だった。 レースは高知所属のストロングボスなど地方勢が先行。第3コーナーから中央勢が手応え良く伸び、最後の直線ではリミットレスビッドが2着に3馬身差をつけて圧勝した。同日は、全国の有力新人騎手が競う「全日本新人王争覇戦」も行われ、水沢(岩手)競馬所属の山本聡哉騎手が優勝した。 競馬場は、普段の日曜日の3倍近い約3300人でにぎわい、黒船賞は全国で2億2600万円を売り上げた。全レースの売り上げは3億6400万円で、