ブックマーク / magazine-k.jp (2)

  • ソーシャル編集は出版の黄昏を告げるか

    FlipboardやPaper.li、Ziteといった「パーソナル・マガジン」をご存じだろうか。ユーザーの「関心」に応える記事を集め、雑誌や新聞のようなプロっぽいレイアウトで、毎日提供してくれる「擬似メディア」のことだ。ユーザーがフォローしている情報と情報源は、TwitterやFacebookなどから抽出されたプロファイルで定義し、記事は一定のロジックでボットが自動的に集め、CSSテンプレートに流し込んで表示する。「そこそこ」役に立つ内容の記事が「それらしく」見えるのが特徴だ。これは「ソーシャル編集」とも言われる。 便利さに瞠目し「これがあれば…」と感動する人がいる。「著作権侵害」と怒る人も、ショックを受けて暗然とする人もいるだろう。外国製サービスがいとも容易に「日語の壁」をクリアしているのにも驚く。しかし、Webの様々なサービスをフォローしてきた人は、これがさほど画期的でもないことを知

  • 電子図書館のことを、もう少し本気で考えよう

    OverDrive一社独占 ご存知の方もいるかもしれないが、米国ではほとんどすべての公共図書館で「電子書籍のダウンロード貸出サービス」が提供されている。単館の場合もあれば、カウンティ(郡)の公共図書館コンソシアムで提供している場合もあり、コンソシアムの場合は参加館の利用者がダウンロード貸出を利用できる。すごいのは、ほぼOverDrive社の一社独占ともいってよい状態であることだ。 利用者は、自宅にいながら図書館のウェブサイトにアクセスし、そこからデジタル資料のダウンロード貸出のページに移動する。自分の利用する図書館(または参加館)を選び、図書館カードの番号を入力し、PIN(パーソナル・アイデンティティ・ナンバー:図書館カードの暗証番号)を入力してログイン。これで自分が読みたい電子書籍を探しダウンロードできるようになる。ダウンロードした電子書籍は自分のパソコンや、対応していればiPadやiP

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