この映像は、カリフォルニアの中央沿岸部の深海(600〜800メートル)で泳いでいるところを、遠隔操作無人探査機が発見、撮影したもので、デメニギスの体長は15センチほど。頭部正面に付いた2つの小さな点は眼ではなく嗅覚器なんだ。 灰色がかった円筒部分が眼(管状眼)で、その上にドーム状の緑色の膜がかぶさっている。膜には光フィルターの役割があるようだ。眼は上を向いている。これは、深海の暗闇で生きるデメニギスが上を通る獲物をが捕獲しやすいように作られた構造なのだそうだ。 デメニギスの構造(photo credit)