北海道の太平洋沿岸に生息し、秋の味覚として知られるシシャモ漁が厚岸町で始まり、取れたてのシシャモが大量に水揚げされました。 厚岸漁協によりますと、5日の水揚げは、合わせて7.4トンで、去年の初日の3倍以上とこの5年間で最も多くなりました。 一方、価格は、小ぶりのものが多かったことから1キロ1100円前後と去年の3分の1ほどで取り引きされました。 漁業者は「ことしは、いつもより資源量が多いようでうれしい。干して食べてほしい」と話していました。 秋の味覚として知られるシシャモの漁期は、資源を保護するためおおむね1か月と決まっていて、今月下旬から北海道の太平洋側の各地で本格化します。