アクセス解析の歴史というのは、ある意味で聖杯探しの旅のようなものだ。真実の基準を求めて候補のリストを探索する。ヒット数、ページビュー数、ビジター数、ユニークユーザー数などなど。1つ1つの前に足を止め、その清らかさと徳を称え、新しい真実に地位を負われた異端の説を排撃する(1週間前には、その異端の清らかさと徳を称賛していたとしても)。 偽物の聖杯から飲んでも、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に出てくる悪者のように顔が溶けてしまうなんてことはないが、君が判断を誤ったせいで会社がどれだけの損害をこうむったかを上司に報告するときは、多少面目ない思いをするのはしかたないだろう。 この記事を読めば、コンバージョン率にこだわりすぎて、このきわめて高くつく罠に落ちこんだりせずに済むはずだ。 コンバージョン率 速習講座まずは基本からだ。新人さんのためにもなるし、業界でも用語の定義で一致しないことがあるから