仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な本年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…
このblogで時事的な問題はあつかっていないが、今回は特別に。 3月11日に、子どもの性の商品化に歯止めをかけようと、児童買春・児童ポルノ禁止法の改正を求めるキャンペーンがはじまった。 旗を振ったのは、日本ユニセフ協会だ。 児童ポルノ:禁止法改正求めキャンペーン ユニセフ (毎日) http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080312k0000m040029000c.html 児童ポルノ規制強化 アニメやゲーム 持ってるだけで大変なことに(J-CAST) http://www.j-cast.com/2008/03/12017767.html 国連のユニセフと、今回キャンペーンを打った「日本ユニセフ協会」はまったくの別組織なのだが、このトピックではそのあたりは突っ込まない。 実際、被害にあう児童が決して出てはならないし、児童虐待の犯人には厳罰をもって
コーエー代表が語る,これからのオンラインゲーム業界――コンテンツは,なんでもかんでもただで入手できればいいというわけではありません 編集長:Kazuhisa カメラマン:kiki OGCというイベントが見えてきて,かつGDC開催期間中という,ゲーム業界が忙しいまっただ中,そして4本目のオンラインゲーム「三國志 Online」が正式ローンチ目前というタイミングで,コーエー代表取締役社長松原健二氏を訪問する機会を得た。 目立って派手な動きこそしないものの,アナログモデムしかないような時代からオンラインゲームに取り組み,マルチプラットフォームを掲げて実践し,日本のゲーム市場を牽引してきたコーエー。最近では「オンラインゲームメーカー」のイメージも強い同社は,昨今のオンラインゲーム市場の状況と,将来について,どのように考えているのだろうか。 東京大学大学院,MIT,MBA,オラクル……松原氏の略歴は
オンラインゲームとコミュニティーサービスについてのカンファレンス「OGC2008」が本日(2008年3月14日)より、東京・千代田区のベルサール神田で開催された。 「オンラインゲーム CROSS BORDER」と題された基調講演では、コーエー 代表取締役 執行役員 社長 COO 松原健二氏が、現在のオンラインゲーム市場についての見解とそれを取り巻くコミュニティとオンラインサービスについて語った。 日本と他地域のゲーム市場規模の差は今後も拡大する まず、日本と世界各地域での市場規模について松原氏は、ニンテンドーDS、Wii、PSPはプラットフォームとして機能をしている。しかし、一昨年から発売された高性能据置型コンソールマシン(Xbox 360、PLAYSTATION3)は北米、欧州ではプラットフォームとして機能しているが日本ではまだまだの状態で、日本と欧米の普及台数の差の開き方はその他のプラ
任天堂のゲーム機「Wii」は、最速で2,000万台の出荷を達成した。その成功の秘訣は、任天堂自身が説明するように、まず最初にカジュアルゲーマー層をターゲットにしたことにある。ハードウェアゲーマーにアピールして、それから周辺のカジュアル層に広げるという従来のゲーム機の定石を崩した。定石通りに展開していたXbox 360は、1年先行していたにもかかわらず、Wiiが2,000万台に達した昨年(2007年)末の時点で1,770万台と、出荷台数でWiiに抜き去られてしまった。 しかし、おそらく任天堂の首脳部は、この成功を手放しでは喜んでいないだろう。どころか、危機感を持っているかもしれない。なぜなら、Wii戦略の第2ステップに当たる、Wiiにユーザーを定着させる部分が、明らかに追いついていないからだ。 Wiiは直観的な操作のコントローラという、わかりやすさと期待感で、新しいユーザーを引き込むことに成
西田宗千佳の ― RandomTracking ― 「飛ばない」からできた高速無線通信 ソニーが提案する「Transfer Jet」 今年のCESでは、「ワイヤレスで大容量AVデータを転送」するソリューションが注目を集めた。その代表格は、HDMIのワイヤレス化である「Wireless HD」、そしてUSBのワイヤレス化である「Wireless USB」だろう。松下も、AVCネットワークス社の坂本俊弘社長のキーノートや自社ブースにて、ビデオカメラとテレビをWireless HDで結び、映像を伝送するデモを行なっていた。 だがCESでは、もうひとつ、興味深い技術が発表されていた。それが、ソニーの公開した「Transfer Jet」である。 一見、似ているが、実は全く違う特質を持つ、非常にユニークな発想から生まれた技術である。Transfer Jetの「超近接・超高速通信」の秘密を
高画素化の波「フルHD」が到来 薄型テレビで「フルHDパネル」とは、一般的に水平1920×垂直1080ピクセルの解像度を備えたパネルを指す。この数値はハイビジョン放送(1080i/1125i)に対応したものであり、「フルHD」を名乗るパネルを搭載したテレビならば、ハイビジョン放送を放送そのままのクオリティで楽しめることを意味する。 2004年を過ぎたあたりからフルHD対応をうたう薄型テレビは販売されていたが、当時は中心価格帯が100万円前後と高価であり庶民にとっては高嶺の花。しかもパネルサイズは軒並み40インチ以上で、設置場所も限られていた。しかし、近年では対応製品の低価格化も進んだことでフルHD対応テレビも一般的な存在となりつつあるほか、シャープ「AQUOS Gシリーズ」など32V型というサイズながらフルHDを実現した製品も表れている。 次の波は「4K2K」 薄型テレビにおける高画質化の
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