テレコムサービス協会 MVNO協議会は、MNOがMVNOとしてサービスを提供することについて、MVNOの主旨に反するとして反対意見を表明した。 ソフトバンクモバイルとイー・モバイルは4日、ソフトバンクがMVNO(仮想移動体通信事業者)としてイー・モバイルのネットワークを利用しサービスを提供すると発表した。MVNOとは、MNO(移動体通信事業者)から移動通信網の設備を借り受ける形でサービスを提供するもので、移動通信網の設備を持たない企業の事業形態として利用されてきた。今回のようにMNOであるソフトバンクが、イー・モバイルの設備を借り受けるMVNOともなるのは初めての事例となる。なお、同様のケースとしては、ウィルコムが、ドコモのMVNOとしてサービス提供を検討していることが明らかになっている。 MVNO協議会では、MNOがMVNOになれないという決まりはないとした上で、MVNOのガイドラインで