雑音多くてすみません
24歳にして、オリアンティは既に、野心のカタマリのような若手ミュージシャンたちにとっては夢物語のような経験を数多く持っている。彼女は憧れのヒーロー(スティーヴ・ヴァイ)のオープニング・アクトを務め、自分のアイドル(キャリー・アンダーウッド)のバックにつき、伝説のギタリスト(カルロス・サンタナ)とソロの掛け合いをし、キング・オブ・ポップ(マイケル・ジャクソン)と同じステージに立ったことがあるのだ。さて、あとこれから制覇すべき場所は? 何と言っても世界のステージだ。そしてこの若きギターの達人は、目の前の道にしっかりと視界を定めているのである。 2009年グラミー賞授賞式でのキャリー・アンダーウッドとのパフォーマンスの後、ブログの世界はこの無名に近いギターの神童の評判でもちきりになった。マイケル・ジャクソンはそれがきっかけで彼女に連絡を取り、ロンドンの02アリーナで予定されていたギグで彼のギタリ
2010年01月25日12:45 カテゴリ書評/画評/品評Math This is THE -e^πi - 書評 - オイラーの贈物 新装版 東海大学出版会 田志口様より献本御礼。 オイラーの贈物 新装版 吉田武 [東海大学出版会より直接購入] キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━! 待っていた、待っていた、待っていた。 この本の復活を。 願わくば、「小飼弾が選ぶ最強の100冊+1」の前に復活してほしかった。入手困難だったので泣く泣く外したのだけど、最強の100冊が10冊になっても本来入っていてしかるべき一冊。 なのにAmazonときたら、「この本は現在お取り扱いできません」だと? すぐに在庫されると思うのでリンクしておくが、念のために東海大学出版会も併記しておいたので待てない方はそこから注文してほしい。 本書「オイラーの贈物」は、 はじめに 唯一の式 -- オイラーの公式: eiθ =
何かを永久に失うことは、自分の一部にとりかえしのつかない傷をつけるようなものだ。傷がついたという事実、欠落そのものを埋めあわせることは、決してできない。けれどもぼくたちは誰でも、多かれ少なかれそのような傷を抱えながら、なんとかやっていくしかないのだと思う。 こんなジョークがある。 「人間には2種類いる。酒が半分だけ入ったボトルを眺めて、『もうこれしか残ってない!』と嘆く人間と、『まだこんなに残っている!』と喜ぶ人間だ」 ぼくは根が暗いのか、生来どちらかと言えば前者のように考えがちで、妻によく「ネガティヴねえ」と笑われたものだ。だが今は「まだこんなに残っている」ことをありがたく思いながら、生き続けていきたいと思う。 親きょうだい、親戚、友人、知人、仲間たち、仕事先、保育でお世話になっている皆さん、まわりの方々全てに感謝を捧げる。名前も顔も知らないけれど、このブログやツイッターや様々な場所で、
ひとりで目ざめた。 義父母が息子を預かってくれているので、実に久しぶりに、ひとりきりの朝である。いつもは騒がしい近くの学校も日曜は静かなものだ。部屋の中はしずまりかえっている。耳が痛いほどの沈黙。 沈黙。 いや、時計の音がやけに大きく聴こえてくる。 気になり出すと、そこに耳が勝手にフォーカスし始める。テーブルに置いた腕時計。壁掛け時計。台所の時計。寝室の時計。時計時計時計。立体的に重なり合いながら秒を刻むそれぞれの音色に耳をすましているとだんだん意識が溶けたようになってくる。まるで夢の中にいるような浮遊感。というか無重力感。これは「現実」なのか。いや、ここはまだ夢の中なのか。いやそもそもこれはいつなのか 亀がぽちゃりと水に飛び込んだ音で我にかえった。そうだ、エサをやらなくちゃ。それから洗濯もしよう。良い天気。珍しく少しは片付いた部屋が、気持ち良い。もちろん数時間後には息子が、ここをまたぐっ
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