2016年11月17日20時00分 【市況】【投資部門別売買動向】「トランプショック」大波乱の中、個人の売りに対して海外勢が買い向かう (11月第2週) ●「トランプショック」で相場が大波乱となる中、個人投資家の売りに対して海外投資家が買い向かう 東証が17日に発表した11月第2週(7日~11日)の投資部門別売買動向によると、「トランプショック」で相場が乱高下したもののトランプ政権への政策期待から日経平均株価が一時9ヵ月ぶりの高値を付けたこの週は、海外投資家が2週ぶりに買い越した。買越額は4006億円と4月3週以来、約7ヵ月ぶりの高水準となった。証券会社の自己売買部門も2週ぶりに買い越し、買越額は1642億円だった。自己売買部門を通じたとみられる、日銀のETF買いが9日に706億円実施されている。 一方、個人投資家は2週ぶりの売り越し、売越額は4154億円と7月2週以来の大きさだった。投資