安倍総理大臣は、ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケートの男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦選手に対し、けがとの闘いを乗り越え、国民に大きな感動と勇気を与えたとして、国民栄誉賞を授与する方向で最終調整に入りました。 これを受けて安倍総理大臣は、この種目でのオリンピック連覇は66年ぶりの快挙であることに加え、仙台出身の羽生選手が東日本大震災を経験したあとに、前回、金メダルを獲得し、今回はけがとの闘いを乗り越えて結果を残し、国民に大きな感動と勇気を与えたとして、国民栄誉賞を授与する方向で最終調整に入りました。 国民栄誉賞が授与されれば、将棋で前人未到の「永世七冠」を達成した羽生善治氏と、囲碁で2度の七冠独占を果たした井山裕太氏に続き、個人では26人目になります。 安倍総理大臣は今後、有識者らの意見も聞いたうえで羽生選手への授与を正式に決定することにしています。