人気漫画のキャラクター商品に毒を入れてばらまくなどと書かれた文書がコンビニチェーンなどに相次いで届いた事件で、実際に毒物を混入した商品が置かれていたとみられる千葉県内のコンビニ店周辺の防犯カメラに手袋などをした不審な人物が映っていたことが分かり、警視庁はこの人物が事件に関わった疑いがあるとみて捜査を進めています。 この事件は先月、コンビニチェーン「セブン-イレブン・ジャパン」の本社や報道機関に「黒子のバスケ」という人気漫画のキャラクター商品の菓子に毒を入れてばらまくなどと書かれた文書が届いたものです。 実際に千葉県浦安市のコンビニの店舗から回収されたとみられる商品の1つからは、毒物のニコチンの成分が検出されましたが、その後の警視庁の調べで、この店舗周辺の防犯カメラにマスクや手袋をして付近をうかがう不審な人物が映っていたことが分かりました。去年10月には、東京の上智大学に、漫画の作者を中傷す