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読み物と小説に関するnicoyouのブックマーク (12)

  • 漱石はなあ、組織に馴染めんやつ、時代遅れ、アスペ……その他もろもろの..

    漱石はなあ、組織に馴染めんやつ、時代遅れ、アスペ……その他もろもろの「はみだし者」の心のよりどころになる文章を山のように生み出したんや。それだけでなく、「なんでそうなるのか」「どうしたらええんか」について、誰よりも早く考え、真面目に悩み、胃潰瘍で血を吐くほど苦しんで苦しみ抜いて書き続けて死んだんや。すごい人なんやで。 そもそもな。文学というのは、「形のないものに形を与える」営為なんや。こいつのおかげで、人の抱える人生への悩み、生きづらさみたいなもんに少しだけ形を与えることができて、それは心理学的に言えばめちゃめちゃ大きい社会的な「癒やし」効果になるんや。漱石がやったのはそういうことになる。端から見れば、ただ「小説を書いてた」だけやろな。漱石がもともと建築家になるつもりやったって知っとるか。けどなあ、友達に止められたんや。「夏目くん!残念ながら日はまだまだ二等国や。君が思うヨオロッパみたい

    漱石はなあ、組織に馴染めんやつ、時代遅れ、アスペ……その他もろもろの..
  • 夏の時間の終わり

    配送の仕事が遅くまで続いた日は近所のコンビニで唐揚げ弁当とチューハイを買って胃に流し込んでから寝る。ケイタはずっとそうやって暮らしてきた。今日もそうやってベッドに体を沈めよう、そう思って帰った部屋には万能家事ロボット「キョウコ」がいた。 ※ ※ ※ 「始めましてケイタさん。万能家事AIロボのキョウコです」そう話しかけられてケイタは思い出した。先週スマホのSNSで見かけたロボットのモニターに応募したのだった。広告など普段は見逃すのに、ロボットの薄い緑色の瞳と淡い栗色の髪に惹かれてしまった。そして目の前に少女の姿で現れたそれは生き生きと動いていてとてもロボットとは思えない。 「ケイタさん、お事は買ってきたんですか?」ロボットに話しかけられて、ケイタは「あ、はい、いつもこれなんです…」と曖昧に返事した。そういえば部屋に帰って誰かと話すなんて慣れてない。いくらロボットとはいえ誰かが見てる前でいつ

    夏の時間の終わり
  • とあるアル中の回復記録

    東京在住の30代男だがアルコール依存の治療開始から六ヶ月が経過し、一定の回復をしたのでその過程を記録してみたい。 数字で示すと治療開始時から約六ヶ月で γ-GTP 589→69 AST 84→31 ALT 106→68 TG 1015→178 まで回復した。 数字で言われても大多数の人はさっぱりわからないだろうから単純化すると入院レベルの人間がとりあえず正常な体になったと思ってもらえればいい。 さて多くの文章がそうであるように、大抵の人は最後まで読まないだろうから最初に自分なりのこの文章の結論を書いておくと 「アルコール依存から抜け出したいのなら自分の抱えた問題(アルコールに限らない)を率直に話す事ができる相性が良く優秀な精神科医を見つけ、よく話し合いながら治療を進めるといい。ただそれがあなたの人生を良くするかはわからない」という身も蓋もないものになる。できることなら「まだアルコールで消耗

    とあるアル中の回復記録
  • 横浜駅SF

    柞刈湯葉(いすかり・ゆば) @yubais 小説で生計を立てている。『横浜SF』『人間たちの話』『まず牛を球とします。』など。ジャンプTOONで『ぬのさんぽ』連載中。お仕事の連絡は Gmail: yubaiscariot まで。 yubais.net 柞刈湯葉(いすかり・ゆば) @yubais 横浜駅は「完成しない」のではなく「絶え間ない生成と分解を続ける定常状態こそが横浜駅の完成形であり、つまり横浜駅はひとつの生命体である」と何度言ったら 2015-01-04 13:05:29 柞刈湯葉(いすかり・ゆば) @yubais 西暦30XX年。度重なる工事の末にとうとう自己複製の能力を獲得した横浜駅はやがて州を覆い尽くしていた。三浦半島でレジスタンス活動を続ける主人公は、謎の老人から託されたディスクを手に西へ向かう。 「横浜駅16777216番出口(長野~岐阜県境付近)へ行け、そこに全ての

    横浜駅SF
  • アフィリエイト広告だけで『桃太郎』を書いてみた - ラーメンとアイコン

    今回はアフィリエイト広告「だけ」です。 お世話になっております。氏田(@ujiqn)です。 前回のエントリーで、名作小説アフィリエイト広告のマッシュアップを公開した結果、多くの方々に読んでいただくことができました。しかし、肝心の儲けは全然出ていません! そこで私はひらめきました。 一切の文字を使わずアフィリエイト広告だけで小説を書いたら、もっと儲かるのではないか…と。 アフィリエイト小説「桃太郎」 ムカシ×ムカシ (講談社ノベルス) 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/06/05 メディア: 新書 この商品を含むブログ (16件) を見る アルトコロニーの定理 アーティスト: RADWIMPS 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン 発売日: 2009/03/11 メディア: CD 購入: 7人 クリック: 133回 この商品を含むブログ (276件)

    アフィリエイト広告だけで『桃太郎』を書いてみた - ラーメンとアイコン
  • 本日5月22日は、19世紀に【わがままな貧乳少女にこき使われる男の話】を書き上げた偉大なる先人のお誕生日です。ありがとう、... on Twitpic

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  • コンプリート・シャーロック・ホームズ

    名探偵の代名詞、シャーロック・ホームズ。 全作品を合計すると60作品(長編4、短編56)にもなります。 文庫にして9~10冊ですから、全部読み切るのはなかなか大変です。 原作の著作権はすでに切れていますので、英語のテキストは数多くのサイトで公開されていますが、 邦訳はほとんど著作権が残っており、インターネット上で自由に読める邦訳はごく一部に過ぎません。 このサイトでは、既存の著作権に抵触しないように、全ての作品を改めて原作から翻訳し直して公開しています。 初出誌のストランドマガジンに掲載されたシドニー・パジェットのイラストも、ほぼすべて掲載してありますので、パソコンや携帯から、存分に世紀の名探偵シャーロック・ホームズの魅力をお楽しみください。 Tweet

    コンプリート・シャーロック・ホームズ
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  • 麻枝准さん書き下ろしの『Angel Beats!』前日譚小説第1話を限定公開!

    4月から放送開始するTVアニメ『Angel Beats!(エンジェルビーツ)』。その前日譚が描かれる小説『Angel Beats! -Track ZERO-』の第1話を掲載する。 『Angel Beats! -Track ZERO-』は、アスキー・メディアワークスの美少女キャラクター誌『電撃G’sマガジン』で連載されているオリジナル小説。『Angel Beats!』の原作・脚を手掛けている麻枝准さんがシナリオを、『CLANNAD-クラナド-』のサイドストーリー集『光見守る坂道で』のイラストを手掛けたごとP先生が挿絵を担当。理不尽な人生を与えた神に反抗するための組織“死んだ世界戦線”立ち上げまでの物語が描かれていく。 電撃オンラインでは、『Angel Beats!』特集企画の一環として『Angel Beats! -Track ZERO-』の第1話を掲載する。第2話以降を掲載する予定はないの

  • 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」まとめサイト

    SINCE:2009年9月8日 作品最終更新日:2009年11月22日 - 追加。 サイト最終更新日:2009年11月26日 - 追加。 ○初めて来訪した方○ このまとめサイトは2chのニュース速報VIP板及び、パー速VIP@VIPServiseの 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」スレの ママレードサンドさんによる小説をまとめているサイトでした。 ママレードサンドさんお疲れ様でした。素晴らしい物語をありがとうございました。 意見や要望・修正等はこちらへ(したらば) ※TOPイラストは5スレ目82レス目のID:WCSb/AU0さんによるものです。 ※携帯の方で閲覧に支障のある方は7xまとめさんでの閲覧お勧めします。 Created by ママレードサンドさんとスレ住人のみんな。

  • 泣けるほどおもしろすぎるネット小説を読んだので熱烈推薦するよ。 - Something Orange

    「『あの丘の向こうに何があるんだろう?』って思ったことはないかい? 『この船の向かう先には何があるんだろう?』ってワクワクした覚えは?」 ■熱烈推薦開始。 あなたはふだん読書をするほうだろうか。特に小説漫画などは読まれるだろうか。もしもそうなら、きっとこういう経験をしたことがあるはずだ。 ある日、何気なく手に取ったを、たいして期待もせず、ぱらぱらとめくりはじめる。あなたにとって読書は日常の習慣で、何も特別なことではないから、新作には特別期待しない癖がついているのだ。 ましてその作家はしらない名前、ほんの気まぐれで読んでみる気になっただけ。数時間を切り取ってくれれば儲け物、あなたはそれくらいに思っている。 ところが、一行、二行と読み進めていくうちに、次第に違和感を感じはじめる。長年にわたって培われたあなたの鋭い直感がこう囁くのだ。これは、と、ひょっとしたら、と。 そして数頁、あるいは数十

    泣けるほどおもしろすぎるネット小説を読んだので熱烈推薦するよ。 - Something Orange
  • 辻仁成 ツイッター小説「つぶやく人々」その1

    辻仁成 @TsujiHitonari ツイッター不定期連載小説「つぶやく人々」第一回:ちぇ、つまんねえ、人生最悪。その時、俺は思わずつぶやいちまった。ところが、気まずいことにそのつぶやきをに聞かれてしまう。どういう意味よ、が言う。ただのつぶやきじゃん、と俺は返す。疑う目では俺を見つめてやがる。まいったね。つづく 辻仁成 @TsujiHitonari 不定期連載小説「つぶやく人々」第二回:は腕組みをし「仕事してるのかと思いきや、またツイッター」と吐き捨てた。「小説家がつぶやいたら、おしまいでしょ?ただでさえが売れない時代なのに、あんたにはプライドとかないの? ないよ、とつぶやきかけて、俺は思わず口を手で塞いでしまう。つづく 辻仁成 @TsujiHitonari ツイッター連載小説「つぶやく人々」第3回:「あんたそんなにぼやきたいことがあるの?」がにじり寄って吐き捨てる。俺は後ずさ

    辻仁成 ツイッター小説「つぶやく人々」その1
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