表題の通りだから、まずエンドゲームを見て満足した、俺は楽しかったという諸君は腹を立てずにブラウザバックで帰ってくれ。 この記事は、そんな諸君らの楽しかった思い出を汚すためのものではない。 諸君はマジョリティである。 このコンテンツを楽しめたことを喜んで思い出にしまい、あんなところで喚いているやつらがいるぜと笑って忘れるぐらいで良い。 ここは薄暗い地下室、もしくは深夜の教会よろしく被害者の会、互助会の場だ。悲しみについて語り合うセラピーの場だ。 マイノリティーの苦しみを吐き出し、同じ苦しみを同志達で分け合い慰め合う湿っぽい場なんだ。今にも泣き出しそうな、怒りで握った拳に血管が浮かび上がった君にこそ、このパイプ椅子を差し出したい。 さぁ、座って。じゃあ私から話し始めていいかな? 私は映画を作る人々に敬意を評している映画を作るのはとても大変な作業だ。恥ずかしながら、私も若い頃は映画好きが講じてな