マーティ「ここ、どこさ? 今、いつなの?」 ドク「カリフォルニアのヒルバレーを稼働中だ。時間は午後4時29分。 10月21日水曜日、2015年のな!」 マーティ「2015年だって!? 未来にきてるの?」 とうとう、その未来が現実となってやってきた。 1989年公開の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(以下、BTTF2)。この映画のなかでは「現代」が“1985年10月”、「未来」が“2015年10月21日”として描かれている。つまり今日2015年10月21日がBTTF2 における「30年後の未来世界」なのだ。 BTTF2と「スポーツの過去・未来」 この「未来と現実世界の邂逅」にあわせるように、ホバーボードや自動靴ひもスニーカーなど、BTTF2で描かれていた技術の進歩はどうなった? といった検証記事を目にすることが多い。 その一方で見過ごしがちなのは、この映画の鍵は「未来技術」以