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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (7)

  • 古代日本の月信仰と再生思想/三浦茂久: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さてさて怒涛の年明け書評エントリー5連発の最後を飾るのは、三浦茂久さんの『古代日の月信仰と再生思想』。 このはまさに最後を飾るのにうってつけなヤバい一冊。 なにしろこの国がある意味ずっと信じてきた日の国としての日の太陽信仰を根底からくつがえす、日は古代、月信仰であったという考えを明らかにしている一冊なんですから。 居宣長や契沖のような江戸期の国学者も、柳田國男や折口信夫のような民俗学者も、土橋寛のような国文学者も、誰も根幹からは疑うことがなかった太陽信仰の日というものを、月信仰の日に全面的に書き換える試みを展開しているのだからヤバい。もちろん、「ヤバい」というのは危ないという意味ではまったくなく、すばらしい!という賞賛の意味でヤバいんです。 アマテラスはかつて

  • 残念なデザイン。: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 うーん。これはいま実感としてすごく感じているところ。 残念なデザイナは、往々にして表面だけの議論をしたがります。「この曲線が美しい」とか。うん、そんなのね、どーでもいいの。こういうヒトは誰かの真似をした"もっともらしい"表面を並び立てるだけ。"なんだか"格好いいけど、深みがない。そして、なによりも応用が利かないから、提案としてとても打たれ弱い。 なんだか格好いいけど、深みがないデザインって、当に残念だということを、いま個人的に身にしみて感じているところです。 上記のエントリーでは、「表面」に対して「構造」の重要性が述べられていますが、僕はその「構造」の部分を「意味」と言い換えたい。 意味を混乱させるデザインその物がもつ「意味」を表現できていない残念なデザインが多すぎる。い

    nidieu
    nidieu 2009/06/19
    大事
  • 発想の自由度を高めたければ過去に学ぶ必要がある: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先日、「温故知新:possibilityとactuality」というエントリーで、「学ぶとか考えるとか活動するとかいうことには、possibility(可能性)とactuality(現実性)の両方のバランスを保つことが重要」と書きました。「故(ふる)きを温め新しきを知れば、以て師為(な)るべし」という温故知新からの連想として。 また、昨日の「WHATとHOWのあいだの"溝"」というエントリーでは、WHAT(問題・目的)とHOW(どのように解決するか)のあいだの溝をいかにして埋めるかが、インタラクション・デザインの主要な課題であるとも書きました。 この2つのエントリーを重ねると、次のような整理が可能です。 possibility(可能性)possibilityは、過去にこそあ

    nidieu
    nidieu 2008/10/14
  • ウェブ人材として育つための3姿勢+5つの実践(前編): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 僕自身、何か教えられるのって得意じゃないので「育て方」より「育ち方」を。 ウェブ人材として育つための基の3姿勢まずは前編としてのこのエントリーでは抽象的なところの姿勢に関することを3つ。 なかにはウェブに限らない話もあるとは思うけど、どれも僕自身が、何かを突き止めようとしたら、こうするのがよいと経験上思ってる点です。 蛇行せよ真っ直ぐ一直線に進むのじゃなく、あちこち余所見をしながら蛇行すること。これ、大事なんですよね。真っ直ぐ進めば一点からゴールは見えませんが、蛇行すればいろんな角度からまわりの景色とともに移ろうゴールの様々な形を眺めることができる。効率的にとか、ラクにとか、思ってるようじゃ、ハッキリ言ってダメ。時間なんてかかるものです。 様々なものの見方ができるようにな

  • ウェブ人材として育つための3姿勢+5つの実践(後編): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ウェブ人材として育つための3つの基姿勢について書かせてもらった「ウェブ人材として育つための3姿勢+5つの実践(前編)」に引き続き、この後編では、自分で育っていくための実践的な方法を5つばかりご紹介。 もちろん、僕が思う実践の方法ですので、これだけやっていればいいってもんじゃないでしょうし、中にはこういう方法が向かない人もいると思いますので、そのあたりはご了承を。あくまで僕自身の経験からいえる5つの方法だと考えていただき、真似してもいいかなと思う人だけ参考にしてくれるといいかなと思います。 Web人材として育つための5つの実践では、さっそく1つ1つ、実践的な「育ち方」を紹介していくことにします。 とりあえず5年間で300冊を目指そうウェブの情報を毎日せっせと収集するだけで、

  • 企業サイト開発における非ユーザー中心デザインのすすめ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『ペルソナ作って、それからどうするの? ユーザー中心デザインで作るWebサイト』なんてを書いた僕ですが、必ずしもすべてのWebサイト開発に「ユーザー中心デザイン」が必要とは思っていません。 むしろ、企業サイトの開発においては、むしろ、ユーザー中心デザインより先にやることがあるのは明らかです。実際、『ペルソナ作って、それからどうするの?』のなかでも企業サイトであれば、ユーザー中心デザインをする必要はないことははっきり書かせてもらいました。IDEOのデヴィッド・ケリーは言っているように「ある問題を理解したとしても、同じ方法で次の問題も解決できるわけではありません」。 当たり前ですけど、問題解決には解決する問題にあった解決方法を選ばないと意味はありません。デザインにおいて重要な

    nidieu
    nidieu 2008/06/13
  • 『ペルソナ作って、それからどうするの?』出版記念セミナー: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 お知らせです。 『ペルソナ作って、それからどうするの?』出版記念セミナーを、所属する株式会社イード主催、ペルソナデザインコンソーシアム協賛で行います。 第1回目は6月24日(火)。 僕の講演+大伸社の白根様、横浜デジタルアーツ専門学校の浅野先生をパネラーに迎えてのパネルディスカッションの2部構成になっております。 僕の講演では、ペルソナについてというよりもユーザー中心デザインについてお話する予定です。 の内容そのままというよりも、ウェブ向けに書いた内容をもうすこし広い意味でのデザインに広げて、プロダクトやサービスのデザインを中心にお話します。これからを読む人向けというよりも、どちらかというとを読んでくださった方向けになればと思っています。出版後1か月ほど開けての開催も

    nidieu
    nidieu 2008/06/13
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