去年1年間の農林水産物や食品の輸出額は、海外で和食の人気が高まり日本酒などの輸出が好調だったことから、前の年より20%以上増えて5500億円余りと過去最高になりました。 農林水産省のまとめによりますと、去年1年間に日本から輸出された農林水産物や食品の金額は、前の年よりも22.4%増えて5506億円でした。 輸出額が前の年を上回るのは、福島第1原発事故の前の平成22年以来3年ぶりで、金額としても昭和30年に統計をとり始めて以来、最高となりました。 これは、海外で和食の人気が高まったことに加え、原発事故による日本の食品への不安が薄らいだことなどから、アジア向けの輸出が大きく伸びたためです。 品目別では、「ホタテ」や「リンゴ」がいずれも前の年の2倍以上に増えたほか、「日本酒」と「みそ」が18%、「しょうゆ」が16%、それぞれ増えました。 主な輸出先は、アジア向けが全体の70%以上を占め、従来から
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