ブックマーク / hiranokeiko.tokyo (4)

  • 032 1対3の構図 - 「A案」VS「BCD案」 | HIRANO KEIKO’S OFFICIAL BLOG

    発表された4案が、「A案」と「BCD案」というふたつのグループに分けられる理由と根拠を記します。 (1)色彩 「A案」は、エンブレムと「TOKYO 2020」のロゴタイプを日の伝統色の藍色のワントーンで表現。無彩色に近い色相による落ち着いた印象。 「BCD案」は、赤と金を基調色とし、緑や青などの有彩色を加え、五輪マークの色彩の印象を登用し、祝祭感を表現している。 第一印象として色が与える影響はデザイン要素の中で最も大きいと言える。そういった意味で、「B案」「C案」「D案」3案の色の印象が近いため、ワントーンで落ち着いた色の「A案」が差別化して見える。 (2)基形状 「A案」は、正円。オリンピック・エンブレムは左右対称形ではないものの、左右対称形のような印象に見える。パラリンピック・エンブレムは左右対称形。 「BCD案」は、多様で有機的。左右非対称形。 前回コンペの選考では、パラリンピッ

    nihoncha
    nihoncha 2016/04/09
    ふむー。
  • 029 審査委員として知り得た情報のすべて | HIRANO KEIKO’S OFFICIAL BLOG

    この報道を受け、伝えきれていない未公開の情報を章に記載することにいたしました。重要な情報であるにもかかわらず、いままで公表しなかった理由について説明させていただきます。2015年9月1日に行われた旧エンブレム案の使用中止に関する記者会見の中で、「リエージュのロゴに似ているかどうかってことについては、‥‥訴訟の手続き上、訴訟の弁論が行われる前にいろいろなものを出していくのは控えた方が良いのではないかという、訴訟を実際に対応しておる法律家からのご忠告もありました。(聞文読報より転載)」という、組織委員会の武藤敏郎事務総長の発言を聞き、裁判への影響を考えて公表を控えた方が良い情報だと判断したためですが、リエージュ劇場に続き、ドビ氏も訴えを取り下げたことが発表されましたので、遅きに失するとのおしかりを受けることを覚悟のうえで、ここに記述いたします。 いまから記す情報は、組織委員会のクリエイティブ

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    nihoncha 2016/02/19
    元五輪エンブレム審査委員・平野敬子氏の告発。
  • 028 無責任主義の村 | HIRANO KEIKO’S OFFICIAL BLOG

    ギャラリーの30周年を記念する展覧会「30年30話」への作品出品の要請が、展覧会開催初日の10日前にありました。奇しくも、このギャラリーの創設者といえる亀倉氏が、1964年の前回オリンピックのシンボルマークやポスターをデザインし、日のグラフィックデザインの発展を目指したギャラリーの30周年を記念する展覧会で、日のグラフィックデザイン界の信頼を世界的に失墜させた、2020年東京五輪エンブレム問題の関係者が多数参加する展覧会が行われるとは、何という皮肉な巡り合わせなのでしょう。 送られてきた企画書を読み、五輪エンブレム問題について、相変わらず無責任な態度を貫く人々と同じ空間に作品を展示することに対して著しく違和感を覚えましたし、何ひとつ解決していない現状において、そのような企画に参加すべきではないと判断し、理由を伝え、即日に展覧会への不参加の意向を伝えました。同じく審査委員であった長嶋りか

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    nihoncha 2016/02/09
  • 027 「社会に位置づくデザイン」という観点 | HIRANO KEIKO’S OFFICIAL BLOG

    2016年になり、ひき続き文章を執筆してきましたが、ブログを更新しようとする度に抑止力が働いて、文章を公表するに至りませんでした。この抑止力は外圧によるものではなく、あくまでも自らの意思が働いた結果です。ブログを更新しなかった、出来なかった理由というのは、組織委員会が強行した偽りの調査報告書による事実上の収束宣言に落胆したからでも、諦めたのでもありません。組織委員会が調査報告書を公表したからといっても、それは公文書という名のもとの嘘の混じった偽りのある文書にすぎず、問題は解決していませんし、終わってもおりません。その上に、問題に関与した当事者たちや関係者全員が、エンブレム問題に関してのみ沈黙を貫くことで、収束するどころかデザインを取り巻く状況は、むしろ悪化の一途を辿っているように思います。そのような、救いのない末期的な状況であるにもかかわらず、1ヶ月の間、同時進行形でリアルタイムに考えを表

    nihoncha
    nihoncha 2016/01/31
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