執筆者:福谷 陽子(元弁護士) 弁護士として債務整理や遺産相続、離婚などを実際に解決してきた経験を活かし、 主に法律関係の記事の執筆を行なっている。 個人事業主や個人の副業をやっている場合、当然ながら2016年2月16日~3月15日に確定申告が必要となります。 確定申告の時期になって「こんな多額の税金だったのか!」と思う人が多いですが、最大の節税対策となる「経費」は2015年12月31日までに使った経費が対象となります。 つまり、今からでも経費を使って節税と行うことは十分に可能ということです。 今回は今からでも間に合う経費を使った個人の節税対策をお伝えします。 個人事業主や個人の副業は法人より不利 法人の場合には小規模企業共済や倒産防止共済、事務所の家賃の前払いなど繰り延べ系の節税、保険絡みの節税など節税方法が個人より多いです。 ただ、個人でも節税は十分に可能ですので、それらをお伝えしてい