千葉モノレールは11月30日、自転車を車内に持ち込む実証実験「サイクル&モノレール」を実施。初めて公募で参加者を募った同社は、「モノレールと自転車を組み合わせた移動を実際に体験してもらい、さまざまな声を集めながら課題に取り組みたい」という。 この日、「貸切」表示の臨時列車(1000形)は、ロードバイク愛好家たちを乗せて千城台駅を10時09分に出発。千城台と千葉みなとの間を1往復した。 “ママチャリ”などの姿がなかった理由について同社は「今回、地上とホームの間を移動するさいに、エレベータやエスカレータが使用できないという条件があったからか、重量が軽いロードバイクの人たちが集まったようだ」と話していた。 「空中散歩」といったキャッチコピーで紹介されることもあるモノレール。自転車をモノレールに載せる場合、エレベーターやエスカレーターがない駅などでは、自転車を担いで長い階段を昇り降りすることになる