古墳時代のよろいを着た男性の骨が見つかった群馬県渋川市の遺跡で、新たに直径15メートルほどの円形の古墳や、1か所に集められた大量の土器などが見つかり、報道関係者に公開されました。 群馬県渋川市の「金井東裏遺跡」では、去年11月、6世紀初めの地層から、古墳時代のよろいを着たままの男性の骨が見つかり、当時の社会や文化を知る手がかりとなる貴重な発見として注目されています。 現場では引き続き発掘調査が行われていて、これまでの調査結果が4日、報道関係者に公開されました。 このうち、ことし4月に見つかった円形の古墳は、高さ2.5メートル、直径は15メートルほどで、周囲には堀があり、今後は、中に人を埋葬する石室などがあるかどうかを調べるということです。 また、つぼやかめ、それに小皿のような器など300点以上が1か所に集められた状態で見つかり、何らかの祭りに使った土器とみられるということです。 このほか、