毎日コミュニケーションズは3月23日、「2006年度 大学生の就職意識調査結果報告」を発表した。調査内容は学生が会社選びの際に重要視するポイント、逆に敬遠したい企業のイメージ、就職に何を求めているのかといった「就職観」など。全般として大企業指向が強くなり、やりがいさえあれば企業規模が小さくても良いという声は減少している。また、気にするのは待遇面。やはり休暇が取りにくかったり給料が安かったりする会社は嫌われるようだ。 調査は2007年3月卒業見込みの全国大学3年生および大学院1年生を対象に、郵送によるアンケート形式で文系・理系、男女別に行われた。期間は2005年10月3日〜2006年2月10日、9,896名からの有効回答を得ている。 文理男女問わず上昇傾向にあったのは「大手企業志向」で、昨年比+2.9%の50.1%と、高い数値が報告されている。逆に「ヤリガイのある仕事であれば中堅・中小でよい