投票率が高い国としては、「選挙の義務化」がおこなわれているオーストラリア・シンガポールなどが適例ですが、 これは、法実証主義の日本においては、選挙の義務化は不可能です。 もっと言えば、論理的政治が行われている国では、まず支持されない発想でもあります。 投票率の高い国でも、いわゆる独裁体制の国のように正確な選挙が行えないケースもありますので、極めて慎重にみるべきでしょう。 チリはその典型例で、高い投票率には投票所における水増しの可能性もありえます。 イランで選挙不正が取りざたされましたが、時の政府が都合よく選挙行政を取り仕切るケースもありえますので、投票率の高さは決して健全さではありません。 極端にいえば、国民全員が「どれも支持できない」という熟考での政治結論になれば”投票率0%”もありえるわけで、それは有権者の判断として尊重されるのは当然です。 実は投票率が高いことは社会にプラスではありま
![高い投票率の理由とメリット - OKWAVE](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a3202632a5b19efa6d7dbcca644fc13bfa3453dc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgazo.okwave.jp%2Fokwave%2Fspn%2Fimages%2Flogo%2Ffacebook_okwave.jpg)