阪神が金本知憲外野手(44)と来季契約を結ぶ方針を固めていることが8日、分かった。今季はプロ21年目を迎えるが卓越した打撃技術は健在で30試合、4番を務めた。4本塁打にとどまるが、球団は勝負強い打撃を評価し、来年の戦力として判断。近年、悩まされ続けている右肩の故障は現役続行の懸案ではあるが、今年は外野からの送球も披露し、一定の状態を保っている。また、若手の模範としても期待される。全力プレーするために体のケアに細心の注意を払い、ひたむきに練習する姿も良き手本。精神的支柱としても、周囲に及ぼす影響は大きい。